最近、さまざまな飲食店やホテルなどで導入されているスチームコンベクションオーブン。
「噂には聞くけど、どんなものかイマイチわからない…。」
そんな人も多いのではないでしょうか。
スチームコンベクションオーブンとは、略して『スチコン』とも呼ばれ、熱風と蒸気を利用した自動加熱調理機のことをいいます。
スチコン一台で、「蒸す」「焼く」「煮る」「炒める」「温める」「茹でる」「揚げる」などの料理が自動的に完了します！
加熱調理を驚くほど簡単にしてくれるスチームコンベクションオーブンですが、
「メーカーによって価格や性能もバラバラでどれを選べばいいのかわからない…。」
「そこまですごい機械なら、使い方も難しいんじゃ…。」
とのお声をよく伺います。
そこで今回は、スチームコンベクションオーブンについて、価格や使い方から、メーカーのことまで徹底解説します！
目次
1. スチームコンベクションオーブンとは？使い方と一緒に解説！
先ほどもお伝えしましたが、スチームコンベクションオーブンとは、熱風と蒸気を利用した自動加熱調理機のことをいいます。
スチームコンベクションオーブンには、一般的に、ファンで熱風を対流させて加熱する①熱風モード、蒸気で加熱する②スチームモード、①と②を組み合わせて加熱する③コンビモードが備わっています。
それぞれ温度は、①熱風モードで30〜300℃、②スチームモードで30〜130℃、③コンビモードで30〜300℃になっています。
料理によってこれらのモードを使い分けて使用していきます。
スチームコンベクションオーブンでは、同一温度であればさまざまな種類の料理を同時に調理することが可能です。
例えば、チキンステーキを焼いている下の段で唐揚げを揚げて、さらにその下の段で魚を焼く、なんてことも可能です。
また、メーカーによってはレシピが登録されており、料理によって最適なモード、時間での調理がボタンひとつで簡単にできます。
人気のレシピのハンバーグや、焼き芋、蒸しパン、プリンなど多種多様な料理に対応しています。
お店のこだわりの味にレシピをアレンジしたり、新しく登録したりすることも可能です。
機械によってはスチームコンベクションオーブンが逃げた熱と蒸気の量を計算して、自動的に調理時間を調整してくれるため、大きさによって焼き加減がバラつくといったこともありません。
スチームコンベクションオーブンを導入するのは、熟練のシェフを厨房に招くのと同義だといっても過言ではないでしょう。
いままで新人に調理を任せられるようになるまでには、多くの時間をかけての研修が必要でしたが、スチームコンベクションオーブンなら誰でも簡単に調理ができるようになります。
調理する人によって味や仕上がりに違いがでてしまうこともなくなります。
長時間の調理も、夜間に調理しておいたり、前日にセットしてから帰宅すれば時間や手間が大幅に削減されます。
洗剤を入れれば自動洗浄できる機械もあり、掃除の手間もかかりません。
生産性も上がり、調理過程での歩留まりも改善されるので、食材費や人件費の削減にも繋がります。
そんな高機能なスチームコンベクションオーブンですが、導入するに当たっての値段はどのくらいでしょうか。
2. スチコンの価格相場はどのくらい？中古はどうなの？
では、実際にスチームコンベクションオーブンの価格はどのくらいなのか、その値段の相場を見ていきましょう。
新品の業務用スチームコンベクションオーブンの価格相場は、容量や導入の目的によっても種類が変わってきますが、小型のもので約50〜200万円です。
また、スチームコンベクションオーブンには電気式とガス式の二種類があり、電源を確保できない方は電気式でなくガス式を選択されることになります。
電気式とガス式を比較すると、ガス式の方が電気式よりも値段が高くなる傾向にあります。
価格相場だけ見ると、高い！と感じてしまうかもしれません。しかし、そもそもスチームコンベクションオーブンは10年以上も長持ちしますし、非常にコスパの良い機械とも言えます。
あくまで目安ではありますが、スチームコンベクションオーブン1台は、従業員1人から2人分の働きに相当するといわれています。
実際にそのようにスチームコンベクションオーブンを稼働させた場合、年間300日営業し時給1,500円の従業員2名を9時間稼働させていたお店であれば、年間で400万円以上の人件費を削減できることになります。
加えて電気代やガス代、残業代などの削減にもつながるため、導入後のコスト削減幅が大きくスチームコンベクションオーブンの導入費を上回るといえるでしょう。
値段のことを考えて中古での導入を検討されている方もいらっしゃるかもしれませんが、中古での購入はあまりおすすめできません。
前の所有者がきちんとカルキ抜きをした水を給水していたか、フィルターの掃除はしっかりされているのかなど、中古の場合考慮すべき点が非常に多くなってしまいます。
修理が必要になった場合、費用も決して安くないため10年以上使用していくことを考えれば、中古での購入は控えた方が良いといえるでしょう。
より確実にスチームコンベクションオーブンの導入を、コスト削減や売上向上に繋げていくためには費用対効果の高いメーカーの機械を購入する必要があります。
そこで、特に費用対効果の高いスチームコンベクションオーブンとしておすすめしたいのが、ラショナル製のスチコンになります！
3. スチームコンベクションオーブンの性能と費用対効果！
世界で50％以上のシェアを誇るラショナル製のスチコンですが、どこに強みがあるのでしょうか。
ラショナルは、世界で初めてスチームコンベクションオーブンを開発したドイツのメーカーになります。
なので、他のどのメーカーよりも、いかにうまくスチームコンベクションオーブンで調理するかを研究してきており、圧倒的なノウハウを保持しています。
ラショナル製のスチームコンベクションオーブンには、その45年以上のノウハウが搭載されているため、食材ごとに最適な方法で調理することができるのです。
操作性もシンプルで、簡単に食材ごとに最適化されたレシピで調理できます。また、他メーカーでは食材ごとにサイズにバラつきがあったとしても、臨機応変に対応はできません。
一方、ラショナル製のスチームコンベクションオーブンでは、機械が検知したサイズから自動的に調理時間を調整してくれるため、どれも同じ品質で提供することができます。
また、できあがった料理にムラがないことも大きな特徴です。その秘密は、徹底した庫内管理にあります。
ラショナル製のスチームコンベクションオーブンでは、出力蒸気量だけでなく庫内蒸気量まで管理しています。
庫内温度に関しても、他メーカーでは温度測定のスパンが長いため±10℃ほどのバラつきが見られますが、ラショナル製のものでは、秒単位で庫内の温度を測定しているため±1℃ほどにバラつきが抑えられ、庫内の温度が一定に保たれます。
加えて、ファンの回転も他メーカーでは正回転と逆回転が一定の間隔で切り替わるのに対して、ラショナル製のものでは庫内状況に応じて柔軟に回転が切り替わるため、ムラができにくくなっているのです。
他にも、同時に多品種を調理してもほとんど匂いうつりしないこと、ソフトウェアを更新するだけで機械を買い替えなくても最新の性能で使えること、洗剤を入れるだけで自動洗浄ができ手入れが簡単であることなどが他メーカーとの違いとして挙げられます。
ラショナル製のスチームコンベクションオーブンは、導入した際の使い方研修からアフターサポートまで、レシピや使用法についていつでもサポートしてくれるので、購入したはいいものの使いこなせないといういことも起こりません。
耐用年数も長く、10年以上使っていく機械だからこそ、費用対効果の高いラショナル製のスチームコンベクションオーブンがおすすめであるといえます。
4. まとめ
いかがでしたか？
スチームコンベクションオーブンについて、使い方から価格、中古、おすすめのメーカーまでご説明してきました。
スチームコンベクションオーブンとは、熱風と蒸気を利用し、一台で「蒸す」「焼く」「煮る」「炒める」「温める」「茹でる」「揚げる」などの調理ができる自動加熱調理機のことでしたね。
購入に当たっては、長期的にみて中古はおすすめできず、より確実にコスト削減や売上向上に繋がる費用対効果の高いメーカーの機械を購入する必要がありました。
そこでおすすめなのが、45年以上のノウハウが搭載され、レシピも豊富でアフターサポートまで充実しているラショナル製のスチームコンベクションオーブンになります！
容量などにより機種や価格も変わってきますので、導入する際に実際にいくらかかるのか、もっと詳しく知りたい方はぜひ直接お問い合わせください。